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内部監査:ビジョン2035 共に未来を創造する

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12か月間にわたり、内部監査財団は、内部監査専門職の未来に関する包括的かつ統合的なビジョンを作成するために、内部監査人、ステークホルダー及び内部監査専門職外の個人と連携しながら、共同の取り組みを開始した。

ビジョン2035プロジェクトから得られた知見は、内部監査専門職の現在の状況と未来への展望について、独自の視点を提供している。

ビジョン

今後10年間で、内部監査専門職は、加速するテクノロジーの進歩、大きな破壊的なトレンド、及び新たなリスクの出現によって、大きな変貌を遂げるだろう。


この変革は、組織体の運営方法の変化、内部監査専門職の人材パイプラインを拡大する必要性、及び新たなリスクを監査し公共の利益に貢献するための内部監査専門職の能力とステークホルダーから見た信頼性の向上によって特徴付けられるだろう。


未来、内部監査人の役割はどのくらい変化するだろうか?

調査回答者の半数以上が、2035年までに内部監査人の役割は非常に大きく、又は大きく変わったものになると予想している。

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未来の内部監査人

テクノロジーの革新とグローバルな課題への全体的な取り組みが進む未来において、内部監査人の役割は、戦略的アドバイザーへと進化していくだろう。

戦略的アドバイザーは、相互接続されたデジタル・プラットフォームのエコシステム内で活動し、仮想現実や拡張現実の環境を通じて、リアルタイムの助言とアシュアランスのコンサルテーションを提供する。この先見性のある専門職は、量子コンピューティングや高度なアナリティクスを活用し、確固としたエビデンスに基づくアシュアランスを提供し、組織の未来の動向をかつてない精度で予測する。最先端のテクノロジーをリスクとコントロールに関する深い専門知識を融合させた包括的なアプローチにより、取締役会は、正確で戦略的な助言とアシュアランスを受けるだけでなく、変化し続ける世界で成功を収めるための洞察に満ちたパーソナライズされたガイダンスを受けることができる。

新たなリスクの出現とともに監査の性質や範囲が進化するにつれ、価値を創造、保護、維持する組織体の能力を高める内部監査の能力も、それに応じて適応しなければならない。2035年までには、あらゆるレベル、業界、組織形態の内部監査人が、新たなリスクと変化する監査環境を自信を持って乗り切るための能力と、ステークホルダーの全面的な支援を得ることができるだろう。

機会

内部監査専門職は、現在の課題を克服するのに資する多くの刺激的な機会に直面している。これらの機会には次のようなものがある:

新しいテクノロジーの活用

92%
回答者の92%が、新しいテクノロジーは、内部監査がより多くの価値を提供するための鍵であることに同意している
96%
回答者の96%が、経験豊富な内部監査人が価値のある存在であり続けるためには、テクノロジーの知識を強化する必要があることに同意している。

独立性と客観性を維持し、その重要性について教育する

53%
全専門職の53%が、自分の組織体は独立性の重要性を理解していると答えている。
45%
回答者の組織体の45%は、独立性の重要性をある程度理解している。

明日の現実で成功するためにサービスのバランスを変える

内部監査の専門家やステークホルダーからは、アシュアランス業務に費やす時間が減少するとの見込みがある。

76%
  から  
59%

これにより、アドバイザリー業務の割合は

24%
  から  
41%

経営陣とステークホルダーの支持を醸成し、内部監査の役割と目的を明確化する

50%が、誤解されていることや過小評価されていることが、内部監査専門職にとって最大の課題であると回答した。さらに、45%が、経営陣やステークホルダーからのさらなる支援の必要性を指摘している。


内部監査専門職が直面する最大の課題

現在の認識を望ましい未来へとシフトさせる

回答者の 半数以上が、内部監査はコンプライアンスに重点を置いており、独立していると見られていると考えている一方で、48%が、内部監査人は組織体の警察のようなものと見られているとも考えている。


内部監査は現在世間からどのようなイメージを持たれているか

内部監査人が最も熱意を持つこと

内部監査人の組織体への付加価値提供への熱意を高める

75%が、 価値を付加する機会が内部監査専門職の最も魅力的な側面だと感じている。


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考察

内部監査のリーダーが、内部監査専門職の未来と、ビジョン2035から得た洞察について意見を述べている。

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未来への備えを構築する

未来に備えるためには、あらゆるレベルの内部監査専門職の協働、ステークホルダーからの強力な支援、そして先見性のある思考が求められる。


IIAは、内部監査専門職のグローバルな発展に尽力しており、ビジョン2035の達成に向けて先導的役割を果たすことにコミットし、次の取り組みを行う。


提唱する

規制当局やその他の主要なステークホルダーグループに対し、良きガバナンスに不可欠な要素としてのこの職業を提唱する。

高める

IPPFの進化(グローバル内部監査基準™を含む)を通じて内部監査専門職の地位を高めるとともに、公認内部監査人(CIA)資格の認知度を向上させる。

教育する

世界水準の学習機会および各種イベントの提供、ならびに研究調査およびソート・リーダーシップに関する出版物の提供を通じて、実務家およびステークホルダーを教育する。

協働する

教育関係者、学生、および関連する学術機関と協働し、内部監査専門職およびその価値提案に対する認知を高める。

参加者

プロジェクト参加者:世界的な取り組み

7,000人超
の人が、すべての調査段階に積極的に参加した。
500人超
の人が、質的調査の取り組みに積極的に参加した。
6,506
人が、オンラインのグローバル調査に参加した。
13% Europe North America 31% Latin America 15% Caribbean 3% Africa 23% Middle East 2% Asia Pacific 13%

調査参加者の職業又は役割

78%%
内部監査人として雇用されている
1%%
退職した内部監査人
1%%
転職・異動中の内部監査人
13%%
内部監査以外の業務に従事している
3%%
監査委員又は取締役
2%%
教育者
2%%
学生

内部監査財団は、「 内部監査:ビジョン2035」へのご協力とご尽力を賜ったIIAのスタッフ、並びに以下の個人及び団体の皆様に心より感謝申し上げます。

  • ウォーレン・スティッピッチ、CIA(委員長)
  • ファラ・アルルウェーリ、CIA
  • マリア・クレイグ、CIA、QIAL
  • マーティン・グロブラー、CIA、CRMA
  • ユリア・グルマン、CIA
  • ヘレン・リー、CIA
  • フィリップ・モカール、CIA
  • ルース・ドリーン・ムテベ、CIA
  • ジム・ロメロ、CIA, CRMA, CCSA
  • スティーブン・タイリー、CIA
  • マッシミリアーノ・トゥルコーニ
  • バウマンリサーチ&コンサルティング
  • ナップ&アソシエイツ・インターナショナル

Partners

内部監査財団は、以下のパートナーの寛大な支援に感謝します:


シルバー・パートナー

AuditBoard
Deloitte
Grant Thornton

IIA国別代表機関及びチャプター・パートナー

The IIA Greece

リソース

IIAからの追加リソース

IIAが提供する、ビジョン2035調査の結果に沿ったコース、ウェビナー、研修、記事をご覧ください。内部監査人は、価値のあるCPE単位を取得し、実務の未来にとって重要な分野でスキルアップを図ることができます。フィルター機能やブラウジング機能を使って、ご自身に最適なリソースや学習機会を見つけてください。